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2010年11月

第7回 花業界アジア最大の商談展 国際フラワーEXPO IFEX 

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世界中の花や緑がズラリ!アジア最大の花業界商談展

2010年10月28日~30日までの3日間、IFEXが幕張メッセ(千葉県)で開催されました。
最終日の10月30日に行ってきました。あいにく台風の影響で天候は荒れ模様。雨風で傘が飛ばされそうになりつつも会場に到着してからは、美しくディスプレイされた花たちに癒されながら隅々回りました。

IFEXは、世界中から花に関するあらゆる商品が集結する花業界 アジア最大の国際商談展で、毎年10月の中旬~下旬ごろに開催されます。おもに切花、農業資材、花材、フラワー雑貨などの仕入れ・商談が中心です。基本的に一般の方は入場が出来ません。
今年は過去最大の出展者数と聞いていましたが、切り花やプリザーブドフラワー関係よりも、ガーデニング、エクステリア、農業関連の割合が多くなったように感じました。

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増加傾向にある切花の輸入

輸送技術の進化とともに、近年の切花の輸入量は増加傾向です。花の品種によっても産地は様々です。
例えば、バラの場合はインドやケニア、オランダなどから輸入されています。輸入によってお花の品種が増えるのは嬉しいことですし、最近ではより個性的な、より珍しいお花が消す費者にまれる傾向にあるようです。海外から質の安定したお花が安く輸入されるようになることは国内の生産者にと ってはやはり問題でもあります。会場をみて回っていると華やかにディスプレイされた海外の大きなブースについ目を奪われがちですが、日本人としては、やはり国産を応援したい気持ちになります。産地でもブランド化やMPSへの取り組み活動が行われていますが、買う側としてもその辺りを意識する必要が今後はさらに出てくるように思いました。

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