開院祝いの立札の書き方について
開院祝いのお祝い花を贈る際のお花に立てる立札について簡単にまとめてみました。
まず、お花に付ける立札には、用途に合わせて頭書きと呼ばれる文字を書き入れます。
熨斗紙でいうところの「表書き」にあたる文言をさします。
頭書きの種類を大きく分けると、慶事、弔事、そのほか、の3つに分類されます。
立札が利用される多くは、お祝い事か御供えに使うお花の場合です。
お祝い事の場合は、札の一番上の部分に朱文字(または金字)で頭書きを入れるのが
一般的です。
病院やクリニックを開業した際の開院祝いの場合は、「祝御開院」や「御開院御祝」
などが頭書きになります。
お祝い事の場合の頭書きをどう記載するか迷った場合は、「祝」や「御祝」としておくと
良いでしょう。
その次に、贈り主名は必ず記載します。贈り主が法人の場合は、法人名の他に代表者
氏名まで記載するのが一般的です。
お相手名は記入しなくても問題ありません。記載される場合は、病院名やクリニック名
だけでなく院長名まで併せて記載することをおすすめします。
贈る時期は、開院日の1週間くらい前~開院当日あたりに届くように贈ります。
慌ただしい当日を避けて前日までに贈ると、先方にとってはありがたい場合もあります。
また、開院後しばらくして知った場合や、うっかり過ぎてしまった、という場合は、
気が付いたときにすぐに贈りましょう。
日にちがかなり経ってしまったときは、「祝御開院」などの仰々しい札は立てないで、
メッセージカードにお祝いの言葉を添えて贈るとよいでしょう。