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2018年6月

開院祝いの立札の書き方について

開院祝いのお祝い花を贈る際のお花に立てる立札について簡単にまとめてみました。

まず、お花に付ける立札には、用途に合わせて頭書きと呼ばれる文字を書き入れます。
熨斗紙でいうところの「表書き」にあたる文言をさします。
頭書きの種類を大きく分けると、慶事、弔事、そのほか、の3つに分類されます。
立札が利用される多くは、お祝い事か御供えに使うお花の場合です。

お祝い事の場合は、札の一番上の部分に朱文字(または金字)で頭書きを入れるのが
一般的です。

病院やクリニックを開業した際の開院祝いの場合は、「祝御開院」や「御開院御祝」
などが頭書きになります。
お祝い事の場合の頭書きをどう記載するか迷った場合は、「祝」や「御祝」としておくと
良いでしょう。

その次に、贈り主名は必ず記載します。贈り主が法人の場合は、法人名の他に代表者
氏名まで記載するのが一般的です。

お相手名は記入しなくても問題ありません。記載される場合は、病院名やクリニック名
だけでなく院長名まで併せて記載することをおすすめします。

贈る時期は、開院日の1週間くらい前~開院当日あたりに届くように贈ります。
慌ただしい当日を避けて前日までに贈ると、先方にとってはありがたい場合もあります。

また、開院後しばらくして知った場合や、うっかり過ぎてしまった、という場合は、
気が付いたときにすぐに贈りましょう。
日にちがかなり経ってしまったときは、「祝御開院」などの仰々しい札は立てないで、
メッセージカードにお祝いの言葉を添えて贈るとよいでしょう。

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開院祝いに人気の好まれるお祝い花とは?

一般的な店舗などの開業祝には華やかで香りの良いお祝い花が好まれることが多いですが、
病院やクリニックなどの開院祝いには特別な配慮が必要です。

なぜなら、病院やクリニックには様々な不調を持った患者さんが来られるからです。
そのため、開院祝いのお祝い花としては「胡蝶蘭」や「観葉植物」などが人気を集めて
います。どちらも花粉や香りなどで患者さんを困らせる心配が少なく、水やりなどの
手間もあまりかからないため、忙しい医療現場に負担をかけずに済むのです。

胡蝶蘭は大ぶりの美しいシルエットを持つ花で、お祝い花として様々なシーンで重宝
されています。
最近では光触媒加工を施した造花の胡蝶蘭なども登場しており、光との化学反応で空気中
に漂う有機化合物や細菌、有害物質などを除去する作用があるものもあります。
清潔さが求められる医療現場には最適な効果ですし、枯れることもないので長く飾って
もらえるでしょう。

また、観葉植物のグリーンには人の心を落ち着かせるリラックス作用があるため、何かと
不安を感じやすい医療現場にはピッタリです。
一口に観葉植物と言ってもそのサイズや種類は様々で、デスクに置けるものから
パーテーション代わりに使えるものまであります。観葉植物は水やりの頻度も比較的
少なく、丈夫なので世話に手間がかかることも少ないでしょう。

注意したいのが、切り花などのアレンジメントです。花の種類によっては花粉や香りが
気になり、患者さんに不快な思いをさせてしまう可能性もあります。
特に耳鼻科やアレルギー科などは、花粉症で訪れる患者さんも多いので十分な配慮を
心がけましょう。

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開店祝いを贈る時期やマナーについて

開店祝いを贈る際の時期やのし、立札、メッセージカードのマナーについて簡単にまとめてみました。

1つ目は「開店祝いの品物を贈る時期」です。
時期は開店前の1週間〜前日に贈ることが望ましいとされています。
郵送の場合は、早めに贈る手配を済ませておくことが大切です。花を郵送する時は、お店のオープン時間にもよりますが
開店当日の午前中迄、夕方オープンの場合は準備中の時間帯に到着するよう手配することをおすすめします。
開店したばかりの忙しい時間帯に重ならないように気を付けましょう。
また、開店前は準備が忙しいことから、あらかじめ「品物の到着日」を連絡しておくこともおすすめします。
お相手様も贈り物をスムーズに受け取れ、このような心配りも喜ばれることと思われます。

2つ目のマナーは「のし」「立札」「メッセージカード」についてです。
のしは水引を紅白蝶結びにし、表に「祝 御開店」と記載します。のし下には差出人の氏名や会社名を入れるのが一般的です。
お祝い花を贈る際に立てる立札は、頭書きは「祝 御開店」と記載します。そして差出人の氏名や会社名を入れるのが一般的です。
メッセージカードを入れる場合は、親しい間柄であれば、相手への想いが伝わる率直なメッセージでも構いません。
しかし、親しい相手に送るメッセージであっても、なるべくネガティヴな言葉を使用しないことが開店祝いのマナーです。
特に「忌み言葉」と呼ばれるワードは避けましょう。例えば「敗れる」「失う」「傾く」といった言葉です。
これらは、事業の失敗を連想させるため、お祝いのメッセージには適していません。
他にも「赤」「煙」などの単語が忌み言葉になります。この単語は「火事」を連想してしまうことから、避けた方が無難と言われています。


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