葬儀が終わった後に、周囲の人から不幸を聞きました。お香典とお悔やみ状を送りたいと思うのですが、郵送でも構わないでしょうか?
旅行中だったり、連絡が漏れてしまい訃報が届かず、葬儀がすでに終わってしまっていたということもあります。この場合、不幸を知った時点で、すぐに弔問に伺うのがマナーです。直接弔問できないときは、お悔やみ状を添えて香典を送ります。不祝儀袋のなかには、現金書留封筒に入れて郵送するのに便利なタイプもあります。現金書留にお金だけをむきだしで入れたり、銀行振込や郵便為替などで送金するのは失礼になりますので、絶対に避けましょう。香典の額は相手とのつきあいに応じて。時期をはずしてしまったのですから、金額が少なめのほうが相手も負担に感じません。注意したいのは表書き。仏式の場合、四十九日の忌明けが過ぎたら、仏になるといわれています。忌明け過ぎに送るときは、表書きは「御仏前」にします。